2023年6月21日水曜日に建設コンサルタンツ協会九州支部にて「職場のメンタルヘルス対策」について講演をさせて頂きました。参加者は300名を超える大人数となり、建設業界でのメンタルヘルス対策への関心の高さを表していたと思います。私も久しぶりに300名規模で講演をしましたが、途中ワークなども入れて座学だけではなく体感できるメンタルヘルス対策の講義ができたのではないかと思っています。講演や研修を実施する際に気を付けるポイントとしては一方的な座学にならないようにする、ということに尽きます。研修を実施しているのに、なかなか効果が得られないと感じる研修企画担当者の方は多いと思います。効果が出ない(出にくい)理由は明確で受講者が「自分事スイッチ」が入っていない事に由来します。義務だから受講しているというネガティブな姿勢の方もいれば、自分のキャリアアップのために学んでみようというポジティブな理由で参加する方もいます。色々な理由や姿勢で参加される受講者の方々に対して「今日のテーマは自分事だ!」というスイッチを入れられるかが講師の腕の見せ所になるのではないでしょうか。私も研修などを行う度にどうやれば自分事に受け止めてもらえるかを熟考して実施しています。私の方法としては知識+年間600人~800人の従業員面談を通じた生の声を反映させることで自分事に引き込んでいきます。やはり生の声は書籍で聞きかじった情報とは違い、生生しいものがありますので興味・関心を持ってもらいやすくなります。メンタルヘルス不調者をゼロにするために。メンタルヘルス対策の研修や講演のみならず、ストレスチェックの分析・活用、脱属人化コンサルティングなどを行っております。ご興味がある方は気軽にお問い合わせください。