従業員のメンタルヘルスをサポートするための外部相談窓口サービスは、従業員や企業にとって非常に重要な取り組みです。さまざまな「オンラインや電話による非対面式の相談窓口」の中で、当社は「対面式のカウンセリング」を得意としています。この記事では、なぜ現代において「対面式」が重要なのか、当社が考える理由と強みについてご紹介します。目次効率的で便利になった時代だからこそ、必要だと感じる『リアルなコミュニケーション』 対面式カウンセリングのメリット当社の対面式外部相談窓口サービスの特徴外部相談窓口を通じてJuvenalisにとっての『入り口』効率的で便利になった時代だからこそ、必要だと感じる『リアルなコミュニケーション』 会議や日々のコミュニケーションもオンラインになり、働き方も柔軟になったり、タイピングのスピードが重要視されたり、効率性が大切視される現代社会ですね。しかし、本当に全てのサービスがそうでなければいけないのでしょうか?特に私たちが関わる「人の心」や「働く人のメンタルヘルス」といった繊細な問題に取り組む相談窓口において、効率を最優先するのではなく、非効率さには価値を見出すべきだと感じています。むしろ、そういう時代であるからこそ、AIでは替えの効かないリアルな「人と人」とのコミュニケーションの中で、「心に寄り添う」場所と時間を提供したいと考えています。対面式カウンセリングのメリット目が合うコミュニケーション:対面式であることで、カウンセラーと従業員が時差なく会話することができることはもちろんですが、目を合わせながら会話をすることが出来ます。リアルな「人と人」とのコミュニケーション/「face to face」の関係性によって、より深い共感や信頼を築くことができます。誰かに話を聞いてもらいたい、そう思った時に「(カウンセラーの)顔が浮かぶこと」を大切にしています。ボディランゲージの活用:従業員の細かな表情やしぐさから感情や状態を読み取ることができるため、言葉には表せない悩みや感情にも気付き、心に寄り添ったアドバイスをすることができます。どうしてもweb面談だけではカメラの画角に収まらない情報は分からないなど、不十分に感じる場合があります。安心感の提供:オンラインや電話でのカウンセリングと比べて、よりリアルで人間味あふれるコミュニケーションが可能になることで、従業員はカウンセラーとの信頼関係を築きやすくなり、安心して悩みやストレスを打ち明けることができます。相談利用者の中にはリピーターの方も少なくありません。ちょっとしたことでも喜怒哀楽を伝えにきてくれます。このように継続した関係性があるからこそ早期の不調のサインに気づくことができます。当社の対面式外部相談窓口サービスの特徴カウンセラーの質:精神保健福祉士と社会保険労務士の資格を持つ経験豊富なカウンセラーであるため、メンタルヘルス不調の判断に加え、労務的コンプライアンス違反の判断も行うことができます。また個人のストレスマネジメントのみにフォーカスするのではなく、組織運営にどう活かせるかという視点でも問題に向き合うことができます。プライバシーの確保:従業員が安心して悩みやストレスを相談できるように、プライバシーに配慮した個室で行います。同僚や上司の目を気にすることなく、気軽に会話ができる環境を整えています。企業様との契約時にはそのような環境を準備していただくことを前提としています。柔軟な相談対応:相談内容は、職場での人間関係やハラスメントの相談のみならず、家族や友人関係における悩み、働き方、生き方まで幅広い悩みに対応しているので柔軟なサポートが可能です。アフターケアの充実:カウンセリング後も、従業員のフォローアップに力を入れています。状況に応じて、追加のカウンセリングやリソースの提供など、従業員が必要なサポートを受けられるように柔軟に対応します。外部相談窓口を通じて 「メンタルヘルス不調予防」「ハラスメント予防」「メンタルヘルス不調者の早期発見」など、従業員が出すサインにいち早く気付き、対応することが大切です。利害関係のない外部の相談窓口であるからこそ、従業員が社内の人間関係を気にせず何でも相談することができ、ストレスを溜め込んだ状態で発生する急な休職・退職を防ぐことに繋がっています。 Juvenalisにとっての『入り口』 ただ、この外部相談窓口は、当社にとって入り口に過ぎません。この窓口を通じて拾い上げた「従業員の心の声」から「組織の課題」を見出し、「本質的な改善」に向けてアプローチしていく事こそ、より良い組織づくりをするための第一歩だと考えています。この相談窓口の活用に関して、詳しくはまた別の回で解説したいと思います。サービスに関するご相談がございましたら、CONTACTフォームよりお気軽にお問い合わせください。Juvenalis株式会社代表取締役 一木信輔社会保険労務士事務所も代表をしています。精神保健福祉士・人事コンサルタントとして労務×メンタルヘルスに特化しています。メンタルヘルス不調者対策や、ハラスメント対策・研修なども承っています。